IC-351修理 送信編Ⅳ

前回までの修理で電波は出るようになったのでスイッチング電源の修理をしようと思っていたのだがやっぱりパワーが出ないのが気になって送信回路の調査をすることにした(笑)

まずはパワーモジュールの前にエキサイター段からの調査です、6Wぐらいは出てるので同調のズレかもしれませんね~

回路図の赤丸のトリマーコンデンサーから調整してみます。

なぜココからにしたかと言うと送信時指先で触るとパワーが良い方向に変化したからです、何とも原始的な判断です(笑)

まずはトリマーコンデンサーの調整です。

C57とC58のトリマーで出力のピークって言ってもこの段階では送信の総電流が3.5Aに近くなるように調整します。

実験用の定電圧電源は規格3Aなので目いっぱい電流が流れました。

多分送信出力は10W出たかもしれない(^o^)/正式にダミーロードとパワー計を繋いでの確認です、持っている測定器はN型コネクターなのに無線機はM型コネクターでM、N変換コネクターがどうしても必要でジャンク箱かき回して1個見つけました(笑)

測定器セットして送信出力の測定です。

無事10Wは出てるようです。

トランジスターは真空管の様にプレート真っ赤にしたりスパークさせながら使用するような+αの余裕は有りません無理にパワーを絞り出すような調整は控えた方が良いのでそこそこにしておきます、以上で何とか規格パワーは出たのですがまだRF出力可変が出来ない、どうしようかな~RF可変の回路見ても私には理解できなかった。

by(^0_0^)nap