絶不調のプロポですが色々見て行くうちにどうも受信機は正常の様です受信機の局発は無罪の様でした。
送信機スロットルのポテンションメーターの接触不良(通称ガリと言われている)摺動面の荒れが原因の様です
スロットルステックが一番下の位置にないとフェールセーフ回路でメインローターが回転しない設計になっているためだと判りましたスロットルステックを最下位位置でポテンションメーターガリの為位置信号がズレてローター回転しなかったようです処置は単純にスロットルステックを何十回か激しく上下したら復活した(笑)。
せっかくカバー外したので室内実験用に送信機の電源を電池仕様から外部電源も使えるようにしておきました。
赤丸の所のパターンをカットして白い線で電池コネクターへ再配線ですこれで電池チャージ用のコネクターから外部電源でフロボが使えるようになった。
この充電端子は普通と違って外側がプラスなのでコネクターにも注意書きを貼っておいた、これで乾電池の心配せず室内で思う存分点検できます。
次にメインローターを回転させると何やら激しい振動が出てきます。
どうもメインシャフト(ヘリは詳しくないので部品名が判りません)で良いのかな度重なる墜落で曲がっている様です、一度分解してシャフトを見てみる。
外したメーンシャフトをテールローター軸受け部に仮組してシャフトを手で回すと0.8mmぐらい曲がっている様です、曲がっている位置はメーンシャフトの軸受け上部のBrg付け根付近から曲がっている様に感じられます。
針をシャフトに接触させ軸を回転するとこれ位隙間が空きます、Vヤゲンとテコ式ダイヤルゲージが有れは1/100mmぐらいまでは曲がり修正できるのですが無い袖は振れませんね~~しょうがないので長年のカン、コツ、度胸のハンマーリング作業で曲がり修正です。
叩いては測り叩いては確認の反復作業でしたが何とか目視では判らないくらいまでは追い込めました。
メーンシャフトとスワッシュプレート組んで回転テストです、ブラッシモーターだから簡単に外部電源繋いでテストできるのは楽ですね~。
俄然メーンシャフト修正前よりは大幅に振動が減りましたので可変ピッチヘッドかな??
を取り付けて今度はバッテリーとプロポ操作で試運転です。
ここまで作業するのに丸1日掛かりましたが楽しい時間でした、次は部品欠落のテールローター部の修理です。
つづく
by(^0_0^)nap