SG

友人からリグの１４４MHzの受信感度が悪くなったような気がするので見てくれるとの相談です。

取り合えず比較するため同じ時期のメーカーリグとSGから信号いれて比べてみることにしたら。。。。。

一台はは２０㏈ぐらいでS９だな～と思っていると突然SGからの信号が途絶えました後ろを振り返るとSGのメーター針が振れていません。。。アララ～SGが壊れたようです。

急遽SGの修理へと変更です１０００円以下で落札した物件ですのでいつかはこうなると予想はしていたのでじっくりと蓋を開けてテスターチェックですAC電源の１００VはOKですがトランス出力の電圧が８．２Vしかありません本来は１５Vぐらい出ているはずです。

小さな電源トランス。。。容量は３００mAぐらいかな～ヒューズも超極細で老眼では見えませんテスターチェックはOKでした。

回路図なんて無いので目視で15V電源線辿っていくとプリント版の後ろから見て３番目に入っています、試しにフリント版をコネクターから抜くと電源電圧が15Vに復帰します。

抜いたプリント版の３番パターンを追っかけると電源パターンにタンタルコンデンサーが刺さっています。。。。。。

そうです、多分タンタルコンデンサーが劣化しているのではと外して例のLCRチェッカーで測ってみるとビンゴでしたキャパシターがレジスターに変身していました。

コンデンサーの交換です手持ちの4.7μ50Vのケミカルコンデンサーと入れ替えておきました他にも沢山タンタルが有るが今回はこのままです、外したタンタルの測定写真

電源が10Aクラスだったら10Ω短絡負荷ですので間違いなく煙を吹いて燃えたかもしれないです。

SGの電源容量が少なかったので10Ω短絡負荷では電圧ドロップだけで助かった。。。大は小を兼ねると言いますが個人的には適材適所が良いと思った修理でした。

私の知識ではアナログSGが丁度良いPLLのデジタルSGだったら壊れたらお手上げですって言うか高価で落札できません(+_+)

by(^0_0^)nap