TS-770

オークションで買ったジャンクTS-770てすが不具合です
①周波数表示が映画プレデターの腕に付けていたタイマーの様に暗号化表示です。(なれると解読できた。。笑)
②FM-CHまでモード切替が動かない
③センターメーターが動かない
④144MHzの受信改造されている。。プリンアンプが付いてるが機能してない
 周波数表示はフラットケーブルの中の1本が折れ曲がって付けてあったのを真っすぐにしアセトンで脱脂組み付けでOKとなりました。
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待望の2SC460はほとんどが代替品と交換されていたって言うかロット違いなのか不明だが正規の半田漕での半田付け品の様です。
ただ諸先輩方が交換して発振周波数調整に苦労された箇所は2SC460がそのまま使用されていた。
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試しに2SC460を外して測定して見たら正常値でしたので私もそのまま460を残しておきましたリグの裏側に02年11月日付のメーカー修理のシールが貼って有ったのでキチント対策品にリビルトAssy交換したのかな~
IF基板の全電解コンデンサーにもチェックマーカーキングしてあったとしたら私ラッキー品を買ったかも(^0_0^)
次にセンターメーターです回路上のダイオードで電圧図ると正常に±Vの電圧が出て来ますメーター外して端子で測っても電圧が出る
しかし話は変わるがTS-770はメンテのしやすい機械ベスト10に入るな~
メーターも難なく外れますが何やらあっちこっちのビスが外した後が在るおまけにメーターがずれて取り付けてあった前の所有者もセンターメーター外した様です
結果センターメターの故障原因はメカ的に文字盤の接着が緩んでズリ下がりメーター針を抑え込んでいただけメーターの見えないところに0.5ミリの穴を開けピンを打ち込んで文字盤落下防止をしておいた。
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無理に接着されている文字盤剥がして張り直しはメーター機構壊すのが怖かったからですそしてFM-CHへモード切替が動か無いのは裏にモード切替と同時にカムと連動してラックピニオンでエンコーダー内のノッチON OFFする機構があります。
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写真追加しました
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カムとラックの切り離し機構の所でカムがラック引っ掛け機構からハズレ外れたラックが丁度ストッパーの様になってモード切替が出来なかった分解位置合わせ組み付けにて完了写真撮り忘れです修理に夢中になっていた。。。笑
次に144MHzの不調追加したプリンアンプ(懐かしいFCZのプリでした)半田つけ不良と同軸ケーブルのアース側外れです。
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半田付けやり直しと短い同軸を無理して繋いでいたので同軸ケーブルの更新で完了です幸いにも各部基板上の調整箇所は回した様子もなく送信もOKでした回したくとも測定器無しでは触れません以上でやめました。。(;^ω^)
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430MHzの受信感度は御存じの通りのですのでまた気が向いたらチャレンジします。
TS-770の修理記事は数えきれないほどあるのでこの辺で幕とします。
 
by(^0_0^)nap