中古電源購入したが~

久々にリサイクルショップに行ったら10Aクラスの定電圧電源が格安で置いて有ったヤオフクほど安くは無いが
5千円以内なら良いかと購入した 菊水のPAD 35-10Lと言う型番でタイプI2と思われる。

今実験用に使っているのが3Aクラスの菊水のPAC 35-3sである電流制限が付いているので小物の実験には
最適なのだか最近のモービル機など電源容量の大きな無線機の実験には不向きでしたので丁度良かった。

         PAC 35-3S                               PAD 35-10L            

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現用中の電源はHFトランシーバー用のアルインコの35Aクラス電流計の目盛りが密で実験には不向き
UVトランシーバーとモニター受信機用の⒑Aクラスで電流計なしの為実験には不向き後5Aクラス電源1台です

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さて、ここから本題です、買ってきて電源ONにしてチェックです電源機能には異常ありません各保安、保護機能
は正常に働いているのですが~~
まず、冷却ファンから異音が大きいのと電源からハム音??らしき音がする。
早速カバーを外します、アマチュアはすぐ脱がしたくなるんですね~(笑)
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ハム音はチョークトランスからでした。
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菊水のホームページで調べてみると異音の説明がありました、全く下記の通りの症状です。
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さらに調べてみるとこの電源はチョークインプットタイプだそうです整流入力をチョークトランスで受けた後
コンデンサーに持って行くみたいです。
つまり脈流をチョークトランスで受ける訳ですからチョークが劣化してくると唸りが出るみたいデス。
試しに配線をコンデンサーインプットに変更すると唸りがピタッと止まりました。。。。このままにしようか(;^ω^)

素人治療で絶縁ワニスなどありませんからエポキシ接着剤で隙間を固めることにした、本当は真空引きして
含侵すると(ラジコンのバキュームパッキングみたいに)すると良いのですが。。。
チョークトランスに接着剤を流し込みヘアードライヤーでガンガン温めてトロトロにして染み込ませて見た(笑)。
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チョークトランスの上から流し固まったら逆さにして反対側も固めた。。コレだけで2日かかりました。

固まるのを待っている間に冷却ファンの異音修理です、、、どう見ても中のBrgが劣化している様です。
まず、冷却ファンの取り外しからですが。。。手が入りません。
手持ちのスパナを8㎜まで削って対応です。
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これで何とか狭い隙間に有るナットを緩めることができた。。。。

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冷却ファンの丸いキャップを外すとBrg抜け止めのサークリップが見えるので慎重に外すと分解できます。

手持ちのBrgの中から程度の良い物を選んで交換です。
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この軸受けスプリングでプリロードかけてるんですね~

何とか言いながら再度すべての部品を組み付けます。
試運転。。。OKですが今度は冷却ファンの排気音が気になりますな~アルインコの電源も同じですけど。。。
正規の配線で100ボルト仕様冷却ファンを70ボルトタップで回しているのだが全開運転しなければもっと
回転数を落としてもいいかな~

とにかく普通になりましたそうそう隣のハンデー横の50メガ水害腐食モービル機は現在ワッチ用に活躍中です。
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やっぱり安いって言う事は何かあるんですね~それなりの努力がいるって事でした。。。。(爆笑)

by(^0_0^)nap