800円テスター

先月大須アメ横へ行った時ぶらぶらしているとhFEチェッカー機能の付いたテスターが沢山有った。
値段を見ると840円です、TS-120Vの修理の時トランジスターの劣化が判断付かなかったので
TRチェッカーを作ろうと回路図を探していたところでした。
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個人的にはチェッカー自作したかったが840円の値段に負けて。。(*´ω`*)購入した。
購入してさらにぶらぶらしていると他の店ではもっと安かった。。。。アメ横独特の買い急ぎはダメーを忘れてた。
友人はこっちの安かった店で購入。。(;^ω^)まいったな~

さて。。。買って帰って試しにTRを測定しようと説明書にそってやって見るが新品のトランジスターはソケットに
入って測定できるが。。。私のように足の短いトランジスターは。。。。奥まで届かない。

何とかならんかと蓋を開けて見た。
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裏ぶた開けるとソケットのプリントパターンが有ったのでここに直付けて測定クリップを付けることにした。
使いやすさ改善部品を成田商会に買い出しです。
ステレオミニジャック2個とステレオミニプラグ1個
測定端子?クリップで良いのかなこれを3個

まずミニジャックの設置場所探しです。。。中ガラガラだが結構取り付け位置はシビアーでした。
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液晶パネルの後ろがベストポジションです
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液晶パネルから1ミリ放してノギスで取り付け位置を計測。。。ケースが真四角でなく傾斜が付いているので
ピッタリ合わせて付けるとジャックがパネルを押し付けてしまうからです。

簡易ノギスケガキでマークし穴あけです。(ノギスでケガキは禁じ手ですが~)
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小さいドリルをピンバイスに付けて下穴を開けて位置が間違いないか確認して大きいドリルで穴を広げます。
いよいよ作業に入ります、事前に回路確認して間違いが無い様にした。
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配線は手持ちの高級耐熱線です、バランを作るときに買って余ったやつを使用した。。もったいないかも。。。
テスター内の配線終了です。
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こんな感じになります、ステレオジャックは両側に付いてる。
次に測定クリップ線の制作です。
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ステレオミニプラグにシールド付き3芯線を半田付けです。
色違いのクリップを3個半田付け。。。黄色(エミッタ) 白(ベース) 赤(コレクター)にした。
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向かって左側のジャックに刺すとNPNトランジスターが黄色(エミッタ) 白(ベース) 赤(コレクター)に
向かって右側のジャックに刺すとPNPトランジスターが黄色(エミッタ) 白(ベース) 赤(コレクター)に
なる様に中のジャックの配線で行ってます。

実際取り外したOSCに使われていたトランジスターを測定して見るとこんな数値が出ました。
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2SC458のhFEは140ぐらいだそうですので、これで交換の目安が出来切る様になりました。
クリップの付いている配線は分解したオートリバースのカセットデッキヘッド配線です、柔らかく素線数も多く
丈夫なので使いやすいです。

by(^0_0^)nap