ライナー10のレストアⅢ

前回受信中に受信音が小さくなる現象からの続きです。
SGとオシロで見てみようと思ったが何気なしにスケルチ操作をすると受信音が大きくなりその後また小さくなる現象が出ることが分かった。
どうやらスケルチ回路が悪さをしているようです、回路図でどうなっているのが見てみました。
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AGC回路から信号もらってQ8でアンプ、Q9でAFバッファーのQ7エミッターを揺さぶってスケルチしている様な回路でした動作点が不安定なようです試しにスケルチ回路を切り離すと異常なく音声は途切れません。
結果Q8の2SC458が劣化していました買い置きの458と交換です買い置き品はパッケージの形状が違います
Q5の2SC710も交換して置いた、これで受信はOKとなりました。

次にマイクコネクターを8ピンタイプへ変更です、最初はコンデンサーマイクの電源だけを準備すれば良いかと思い9Vツェナーダイオードで進めて完了と思っていたら他のピンへのファンタム電源が欲しいと要望で設計変更です。
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しょうがないので3端子レギュレーター奮発して追加しました、1Aクラスもったいないがこれしかなかった。
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その後周波数切り替えローターリーSWへのコンタクトグリスを塗布した。
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最後になってしまったがSSBのキャリヤー発振の確認とキャリヤーバランスの調整です手持ちの受信機が簡易スペアナになりますキャリヤーレベルが最低になるようにCV1とVR2を交互に調整して完了です。
イメージ 5以上の対策を行った後マイク入力に2トーン信号を入れてパワー測定したところ12Wぐらい出ていました。
珍し最終完成写真撮り忘れです。
以上でレストア完了です、思いのほかトランジスター類は足が黒ずんでいるがhfeの低下している物は少なかったです。

by(^0_0^)nap