ワイヤーアンテナ用バラン試作

受信機で常時ワッチするのにアンテナがほしくなったが垂直系のANTしか無く水平アンテナで聞きたくなった。
ロングワイヤーANTなど張るスペースもなく何かいい方法が無いかとネットで検索したら大信無線のページに5mぐらいのショートワイヤーで使える広帯域バランの記事があり早速試してみることにした。
  まずはバランケースの制作です、近くのホームセンターで塩ビの継ぎ手を買ってきて細工することにその他のパーツは手持ちを利用した、ネジ類はステンレス製を使用したほうが良いです過去鉄ネジを使ってえらい目に合った事が有る。
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 まず、塩ビの継ぎ手を切ってコネクターが無理やりねじ込むように細工です。
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無理やりねじ込んでメネジを成形します、失敗するとネジが抜けてNGとなるので注意
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  次にコネクターの外側にアースラグを半田付けするのですが後で考えたら必要なかった(笑)
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次にメガネコアにバランを巻きます、手持ちのエナメル線(古いな~)ポリウレタン線でしたを巻いていく
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   巻くときにメガネコアのエッジで絶縁被覆が剥がれることが有るので竹串を上手に使って
   ガイドしながら巻くと良いと思います。
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     バランの巻き数は大信無線で検索してください、何かの権利あるといけないので。。。。。
     無事巻き終わりました。
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 端子を半田付けしコネクターにバランを半田付けします。
 本来シングルワイヤーANTなのでアース端子は不要ですが個人的趣味で付けました。
    
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作ったケースとバランコネクターネジ部にガスケットを塗って防水処理をしておきます
 
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メガネコアが小さいのでケースの下からねじ込むことが出来ますのでしっかりと締めておきます。
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ケースの中はまだまだ余裕かありますね~~もっと小さい塩ビ管でも良かったか。
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 次に蓋を作ります、塩ビパイプを切ってガスコンロで炙りへなへなにしてから手早くガラス板で挟んで塩ビ版に成形する、冷えるまでしっかり抑えてないと反り返った板が出来るのので注意、火傷にも注意してください
 
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 接着材で蓋を貼り付けます、しかし塩ビ用接着剤高いですね~(個人の意見です)はははは
 
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この様なバランが出来ました、アンテナ端子側には赤ペンてマーキングしておきます。
私はアース端子も付けておいた、こちら側は黒色のマーキングです。
実際に使って見るとワッチするには十分でした、しいて言えばANTカップラー併用を
        お勧めします。
 
by(^0_0^)nap