KENWOODのTM-541と言う1200MHzトランシーバーですがここ最近液晶表示のバックライトがチラついたり薄暗くなったりとする症状が頻繁に発生するようになった。
このリグは1年前にバックライトの電球を交換したがその後この症状が出る時が有ったが今回は頻度が多いので点検することにした(数年前に一度修理したのだが再発です)
まずはフロントエスカッションの取り外しです。
次に液晶パネルの基盤を外しますVR類のつまみを外しマイク端子の丸ナットそしてエンコーダーのナットを外す。
これで基板が外れますこの時無理にこじると基板に付いているコネクターの半田付けを剥がすので注意が必要です。
ネットで調べるとやはりこのコネクターの接触不良が頻発しているそうです、私もまず前回紹介したマイクロスコープでコネクターの半田付け部が剥離していないか点検したが破損はしていなかった。
反対側のオスコネクター部も異常無いし接触子もしっかりしています、再度メスコネクターの点検して見ると何やら接触子が引っ込んでいる様に感じたので大きめの木綿針で突っついて調べるとこの接触子ヘナヘナで反力が無い(;^ω^)
これでは何回かコネクター抜き差ししたら接触圧が低下して接触不良になるな~と思いました、なにやら修理に出すとコネクター外して配線で直結にするそうです。
今回は木綿針て強制的に接触子を押し出して出っ張らせ組んでみる事にして見た。
もしこの処置で再発する様であれは接触子後ろの隙間に極細のシリコンゴムでも押し込んで見るつもりです。
取り合えず組付けです、所でマイクコネクターの丸ナット用にこのような工具を作って見ましたMコネクター廃品再利用です。
内径もピッタリでズレる事なく気持ちよく丸ナットの取り付けが出来ました。
余談はこれくらいにして液晶パネルを仮組したら点灯試験です。
この状態で半日点灯試験をした、ひと眠りしたら電源切って30分経ったら再び電源入れたりと気長に再発しないか調査です。
12時間以上点灯試験したが再発しなかったので外したパーッを組んで調査終了です。
まだまだ現役のリグです大事にしなくては(^o^)/
by(^0_0^)nap