相変わらずTS-770で遊んでます(笑)
周波数表示がランダムに144.00に戻る症状はまだ発生しますその時はメモリーチャンネルの内容もクリアーされるのです。
もしかしてとエンコーダーを疑って無謀にもエンコーダーの配線コネクター外して放置しておいても表示とメモリーはリセットされて144.00MHzに戻った"(-""-)"
ここまでくるとデジタル基板を疑い回路図を見てみるとIC-38にリセット端子(赤い線)が出ています、使われているNM9004がどんなICか調べましたがネットではヒットしませんでした。
何処かでリセットしているはずだと思い回路を追っていきました。
デジタル基板のJ7から別基板に配線が行ってます。
コントロールユニットと言う回路にリセット回路が入ってた、現物のコントロール基板は赤枠の箇所に有ります。
試にコントロール基板に入っているリセット回路のコネクターを引き抜いてどうなるか長時間電源を入れて周波数飛びが発生するか調べてみた。
この端子を外している内は周波数飛び(多分リセット)は発生しなかったのでこの基板が怪しいと思い電圧チェックすることに。
この基板の回路はこうなっています。
CPUのリセット端子からの電圧はTP2にZの5VはTP1に来てます正常時の電圧は下図のようになっています電圧が違うのは元の2か所の3端子レギュレーターの違いだと思います
周波数リセットが発生するまでテスターでPT2の電圧監視です目視での監視はいつ起きるか判らないのでつらいですね~(笑)メモリーハイコ―ダ―でも有ればいいのだか。
オッと発生しました!!
TP2の電圧がドロップしてます。
基板をゴソゴソ触っていると復帰したり落ちたりします一度コントロール基板を外して点検です。
Z端子から入力のVR1の10KΩを触ると異常が発生したのでVR1を外してチェッカーで確認したら
測定するたびにダイオードになったりコンデンサーになったりFETになったりとここはどこ私はだれ状態でした(笑)
この抵抗を新品に交換です・・自慢ですが(笑)沢山あります(^o^)/
他の素子は異常なかったのでこれをリグに組んで治ったかテスト運転です。
このまま24時間電源入れて周波数のリセットは発生しなかったで修理完了としました。
古いリグTS-120の時もそうでしたが結構な頻度で半固定抵抗の劣化頻度が多い、ましてはグルグルと何回も回すものではない物をやみくもに回すと表面が荒れて酸化膜で接触不良が進むようです。
酸化膜で思い出しましたが昔ラヂオの本に安全カミソリの錆びた刃を鉱石検波器代わりに使うラヂオ制作ってのが有りました錆びたところ(酸化膜)を虫ピンで突っついて整流作用の有る所を探してラヂオ放送を聞く物でした。(^o^)/
by(^0_0^)nap