IC-210の復帰

さて、前回通電テストしても動かなかったリグの点検をしてみた。
井上電気のIC-210です、物置に入れる前は動いていたので大きなダメージは無いと思うけど。。。
イメージ 1

何はともあれカバーを外す、昔の無線家は新品でもよってたかってカバーを外して中身を見たがる。。。ははは
この無線機はOMさんから昔買い取ったものです。
その時付いてきたハンドマイクがこれです。。。
イメージ 2
ハンドマイクと言うか送受話器と言った方が正しいのか真ん中にPTTスイッチ上がスピーカー下がマイクです。
このPTTスイッチが曲者で時々引っかかって送信しっぱなしになった、家庭事情の筒抜けの放送。。。ははは
当然、家の電話なりっぱなし、ローカルが即行電話で注意してくれた。

肝心のIC-210はフロントパネルにある無数のパイロットランプが有り取替えたときのテープ処理が
経年変化ではがれてショートしていただけでした。

すべて半田付けしなおし収縮チューブで絶縁処理やり直しました。

知っている人は知ってると思うがこの年代の機械はなにせパイロットランプが多い。
ランプの変わりに発光イオードに替えようとしたが手持ちが2つしかない、白色は値段も高いし。。。(T_T)
今度孫の家に行ったついでにクリスマス用の飾りをもらってこよう。。。古いのが放置してあったはず。
白色発光ダイオード沢山付いてる。。。一生買わなくてすむかも。。ははは(*^_^*)

無線機の方は手の入るところは清掃しつまみは全部洗浄。。。やたらつまみ類だけが光ってる。。。
フロントパネルは洗浄液で拭いたら。。。。文字までが消えそうになり途中で中止。
イメージ 3


通電後ダミー繋いで送信テスト、パワーコントロールも正常に働き変調もモニターで問題ない。
Sメーターがずれていたのでこれも調整した。
この時代ワイドからナローへの過渡期でしたので内部基盤のジャンパー線で15KHZから5KHZへ変更可能。
イメージ 4
フラッシュ無しの写真が本当の色が出ますね~。

IC-210は名機の部類に入ると私は思っています、井上電気の無線機は全体にスケルチがすばらしい。
声は聞こえないがスケルチはサササ~と開きセンターメターはウロウロと振れだし。。適戦闘機発見。。ははは

by(^0_0^)nap