STANDARD C-6000修理Ⅱ

前日スケルチVRと音声VRの修理が完了したがフロントパネル両側の照明ランプが切れていたので買い込んだムギ球を使い早速交換して見た。

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左側のムギ球はロータリーエンコーダーを外しての交換です右側のムギ球はピンセットを使って側面の穴を利用し引きずり出して先端のムギ球だけ交換配線は再利用した両方とも緑色のシリコンキャップを破損させない様に慎重に交換です。

試験点灯すると見た目は派手で豪華だが発熱が凄いですほぼ毎日20時間ぐらいは電源入れるのでチョット心配になり再度分解してムギ球の配線外しました(笑)

ここの照明は高輝度LEDにした方が良いと私は思います今度購入したら再度LEDにしたいと思います。

次にC6000に限らないのですが心配なのは電力増幅部のタンタルコンデンサーの劣化です予備機アイコムのIC-1201もファイナル部のタンタルコンデンサーは外して電解コンデンサーと入れ替えています、タンタルコンデンサーのショートモード破壊は怖いですからC6000も交換しました。

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特にこの部位のタンタルコンデンサーは横の抵抗が出す熱の影響で劣化が早いです。

3つあるタンタルコンデンサーすべて交換し抵抗2本は出来るだけコンデンサーから離れるように曲げておきます。

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電解コンデンサーも劣化液漏れが有りますがタンタルコンデンサーのショートモード破壊よりはまだ良いかも・・・

次に出力を確認してみる事にした臨時のスタンバイスイッチを作りテストです。

まず430MHzのローパワーとハイパワーです。

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ほぼ定格の1Wと10Wのパワーが出ていました、次に1200MHzです。

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気休め的な測定器ですがこれしか無いので我慢です、1200MHzも珍しくほぼ2Wと10W定格出力をキープしていましたどうやらこのリグはあんまり使用しないうちにスケルチ、音量VRが壊れて仕舞い込んでいた様です道理でリグの中身パーツがピカピカな訳ですね~私としてはお買い得な無線機でした。

次はマイクロホンが無いのでオークションで入札したがあっと言う間に値段が上がりとても買えないので手持ちのマイクロホンが使えるようにしたいと思います。

by(^0_0^)nap