聞きなれないメーカーですが当時8トラックカーステレオ全盛の頃よく見たメーカーですね、私もアマチュア無線のカートランシーバー作っていたとは知りませんでした。
実はアイコムのFD-AM3を購入した時にオマケで着いてきたトランシーバーです前の持ち主は物を大事にされる方の様で元箱も捨てずに丁寧に保管して有りました当然アイコムのFD-AM3も同様な状態で届きました。
チョット使用感が有ったので敬意を表してパネルの清掃をしてみたピカールを指先に乗せて指の腹で表面をシコシコと磨いていきますチョット固い固着物は爪でカリッとひっかいての磨き作業です、布や洗浄薬品は使いません。
そこそこ綺麗になったのでつまみ類を付けて電源を入れてみた。
音響機器の様な中々良い雰囲気ですね~ここでやめて置けば良かったのですがアンテナ繋いで145.00のメインチャンネルをワッチしていたら突然音が出なくなったSメーターはバンバン振っているけどスケルチがまったく動作しないアララ壊れた様です
ケースを外して点検です。
受信機基板と送信基板の二枚重ねでした中は非常に綺麗です。
ファイナルのヒートシンクはアルミ板プレス品で良い感じに作りこんであるファイナルはスタッドタイプかな~
何やらフロントパネルの所にヒューズが付いていると思いきやダイヤルの照明ランプでした(^o^)/
さて本題のスケルチ故障の調査で受信メイン基板を眺めているとIF検波はICが使われています型番はμPC16Cです。
早速調べて見たがネットでは大陸語で1件ヒットしただけ、最新版規格表なる物が我が家に有るので見て見たら
有りました昭和45年製最新版リニヤIC規格表と表紙が無くなったトランジスタ活用ハンドブックです、早速ICを調べて見ると載ってます、やっぱり古い船には古い水夫が必要なんですね~(笑)
このICにはスケルチが付いていない様でレシオ検波だそうですアイコムのIC-71はワイズ検波だと記憶している、と言うことはスケルチはデスクリートで組んで有る様なので基板でスケルチ回路探しです。
大体の箇所が判りましたがスケルチ回路自体は手探りで勉強です取り合えず忘れいてるFMスケルチの復習です。
ネットでも探してみたらこの方のページがヒットしました。
http://jg3adq.a.la9.jp/144f2.htm
製作過程と動作説明が非常に分かりやすく助かりました。
スケルチ信号は入力に関係なくスイッチTRでOFFになったままです、しかし電源ON、OFFをすると正常に動作し始めるが20分から30分ぐらいすると突然止まってしまいスケルチVRに反応しませんそうこうしていると復帰することも有る。
一度動くと次の不具合が出るまで時間が掛るので中々調査が進まないです、原因特定するまで時間が掛りそうなのでスケルチパーツを交換してしまう手段も有るのだが・・
つづく
by(^0_0^)nap