トンボの羽根

ある雑誌にトンボの風力発電と言うテーマで面白い記事を発見した。
ギンヤンマ
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内容は従来の流線型の羽根は高速用でレイノズル数が高くないと効力を発揮しないので
不安定な風の中では風力発電の羽根には適していないとの事。
そよ風で良く回るようにするにはレイノズル数の低いところで効力が発揮される羽根が必要。。
で。。。探してみるとトンボが一番良いらしい、フワ~と止まりそうな速度で滑空出来るのはトンボ
だけたと言うことです。
そこで実験してみたくなり紙飛行機を折り紙よろしく試作して見た。
 
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羽根の形は雑誌に載っていたとおりに折って胴体、尾翼は面倒なので全翼機で作った。
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この羽根の特徴は凸凹の中に空気の過流が出来、羽根部分と周辺の空気をこの過流が
ぐるぐると移動しながら周辺の空気を移動させ空気の停滞域を発生させないそうです。
風洞実験の写真をボンヤリ空気の流れの境目を見つめると何やら厚翼型が見えてきました。
空気が自ら翼型を形成している、ひょっとして速度によって変わるのかも知れないとすれば
可変翼型ってことになるのかも知れませんね。
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早速試験飛行。。。無尾翼なので少し翼の後ろを跳ね上げるようにしないとクルクルひらひら落ちた
ゼムクリップで重心位置を合わせるとフワ~~と見事に滑空した。
へーーこんな凸凹翼でも飛ぶんだ。。。と感心する。。。。何度も飛ばしていると少し風が有る時が
断然滑空性能が良いことを発見、風速0㍍ではもっと羽根を軽い材料で作らないと良い性能は
出ないのかも知れない。。。トンボの羽根の様に軽い素材無いかな~
ちなみに効率がいいのは風速8㍍/sぐらいまででその後は効率が悪くなるとの事でした。
 
誰かこのトンボの羽根型でインドアプレーンを作ってください。
もしかして低速での演技がばっちり決まるかも。。。。。(自己責任で。。。。。アッハハハ)
 
by(^0_0^)nap