マグネチックループアンテナに挑戦 Ⅱ

前回の続きです。

マグネチックループアンテナってどんな形をしているかペイントで書いてみました。

今回作ろうとしているのは大体こんな感じのアンテナです同軸の直径が大体900mmぐらいです。

では制作のつづきです、塩ビキャップにカットしたパイプを通してさらに同軸ケーブルを差し込んで見ます。

なかなか良い勘合でガタつきもなく上手に出来ました(笑)

次に受信機とつなぐための配線コネクターを取り付けますがコネクター取り付け部が円弧状になっている所を平坦面にします。

塩ビパイプを切り開いてガスコンロであぶってキャップの円弧に合わせて仕上げます。

その板に同軸コネクター用の穴をボール盤を使って明けておき塩ビキャップに位置を合わせて接着剤で貼り付けます。

接着剤が乾いたらホルソーカッターで平らにカットしてコネクターが付くようにします

このような加工はアンテナ作りではよく使う工法なので皆さんもホルソー(真ん中のドリルが外せるやつ)一つは工具箱の中に入れて置いて下さい(^o^)/

いよいよ本題の給電部の工作に入ります、事前に同軸の心線には半田盛をしておきましょう又編み線部も半田処理して置いて下さい。

説明なしの画像だけです。

最後に黄色い線をトロイダルコアに3回巻いてコネクターの芯へ3000PFのコンデンサー通して半田付けです。

これで大体出来上がりです、後はキャップの蓋を作って接着し各部の継ぎ目にシール材を流し込んで防水処理をすれば完璧です(笑)

いつもの制作風景です

取り合えず受信機に繋いで天井からつるしてラジオを聞いてみたが外部アンテナとの違いは~~???

ループアンテナなので指向性があると思い家の外の軒先につるしクルクル回して位置を探って聞いてみた。

何だか軒先に大きな輪っかがぶら下がっているのは恥ずかしいな~(苦笑い)

やっぱり室内へ戻してこのチャレンジは完了としました。

追加実験 マッチングコアとコンデンサーを外して直結とした状態で試したところ意外と何も付けない方が良く聞こえました、磁界ループには電界ループと違う世界が有る様です。

 

by(^0_0^)nap