V/Uの常用リグはFMモービル機でセットアップして有るがSSBは別のリグとなるのでどうしてもアンテナの切り替えが必要になって来た、そこでオークションで探すも1200MHzまで切り替えとなるとそれなりの値段だし競争相手も多く中々落札出来ない。
そこで手持ちの同軸リレーが何とか使えないかとチャレンジしました、このリレーは入力はNJで出力側がケーブル出力でRG58Uが付いてた。
入力が10D-FBなのに出力がRG58Uではかわいそうなので何とか1200MHzでも損失の少ない方法は無いかとNJコネクターが付かないかと考えたが工作が面倒そうなのでジャンク箱に有ったセミリジットケーブルを使うことにした。
しかし外径が2.2mmではチョット強度的に不安だったのでオークションで3.6mmのセミリジットケーブルを落札、これを使うことにした。
届いたセミリジットケーブルがこれです、有難いことに出品者が3本おまけに追加してくれていました(^o^)/
もともと機械屋の私から見ればセミリジットケーブルは工作機械の潤滑配管にしか見えませんSMAコネクターも配管コネクターそっくりですからね~(笑)
さて配管工事です実寸配置図を書いてその通りにパイプベンターは無いので手曲げしていきます。
銅パイプは刃の細かい金ノコでゆっくりとカットしますパイプカッターでは切り口が萎んで特性が悪くなると思ったからです。
次にセミリジットケーブルの心線を半田付けです。
両側の心線の半田付けが終わったら端末のカバーを付けてセミリジットケーブル外部導体をカバーに半田付けします。
これで一応同軸リレー部の配管は終了です。
次にSMAからNP変換コネクターの組付けです本当はセミリジットケーブルに直接NPコネクターを付けたかったのですがネットで探すも無かった。
しっかりとコネクターを組付けます・・・・トルクレンチなど無いので手感です。
組みあがりはこんな感じ、今にもガニ股で歩き出しそうですね~(笑)
次にリレーの配線ですサージ電圧対策用にダイオードを追加しますこれはDC駆動タイプでAC駆動の場合は別の回路となります、良く外付けのリニア―アンプの同軸リレーでサージ対策していないリレーでは送受するたびにコイル端子からシャーシーに綺麗なスパークが飛んでいるのが良く見えます(*^^*)
発光ダイオードは切り替えていますとの目印用です。
これが実際の使用例です。
だんだん説明が手抜きになって来た(笑)
次にSWRがどうなったが1200MHzで確認して見ました。
ほとんど針は振れないので良しとしますが挿入損失は必ず有るのでこんなもんだと思って製作完了とします。
後はヒューマンエラーで無線機壊さない様に注意が必要(^o^)/
by(^0_0^)nap