発泡スチロールトレーナー機の製作Ⅲ

今回は尾翼の補強からです、尾翼は6mm厚の発泡スチロールですから何かにぶつかるとすぐ欠けたりするので外周を白のPPテープで保護するように貼って行きます。

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白に白いテープだから見にくいかもしれませんね、補強テープをするとヘナヘナだったスチロール版がパリッと強度が増します。

次に化粧板にする1.6mm厚のEPP板を熱線カッターで切り出しです、弓ノコを改造した熱線カッターで両端に1.6mmのピアノ線を置いた板の中にEPPブロックを置いて引くと簡単にEPPがスライスされます出来た1.6mm厚のEPP板はこんな感じです

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このEPPの薄板を発泡スチロール機体側面に張っていきます、スチロールのままだと機体を手で持つので直ぐに欠けたりへこんだりするし手垢で汚れるからです。

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 機体の後ろも山切りカットしEPPの化粧板を貼ります、接着剤は3Mのスプレーのり77を使いますスプレーのり99では発泡スチロールが溶けて穴が開ますから間違えない様に。

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機首と尾翼のカーボンパイプはホットボンドでつなぎましたがこの部分でのちに不具合が出ましたが後記で対策を紹介します。f:id:nap2:20200404154832j:plain

機体の両側にはサーボを取り付ける穴もあけておきます。

次にエレベーター、ラダー用ホーンを作ります材料は壊れた電池ケースを再利用です

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最初に作ったのは少し細かったのでもう1セット作り直したのがこれです。

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このパーツは尾翼可動部に切り込みを入れて接着剤を塗り差し込んで固定します

次にラダー、エレベーター作動リンケージのをピアノ線で作りますがここで問題が以前は大型の模型店が近くに有ったのですが安城市から撤収してしまいパーツ類が手に入れにくいのです当然周囲の模型店は当の昔に廃業してるし困ったものです。

今回も長さ50㎝のΦ0.8ピアノ線が必要なのですが手持ちは使い切って空っぽでした、ホームセンターで探しても30㎝のしかおいて有りません。

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無い物はしょうがないので作ることに30㎝のステンレスピアノ線を2本繋ぐしか有りません、銅板でジョイント部品を作ります。

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0.3㎜の銅板を0.8㎜のステンレスピアノ線に巻き付けるようにして作りハンマーリングして形を整えます。

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形が出来たらステンレス半田で2本を接合します、ステンレスのハンダは専用のフラックスと半田を使い大きめのワット数の半田こてで一気に仕上げるのがポイントの様です

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この部分はノイズレスパイプ(細い樹脂パイプ)の中を通りますので滑らかに仕上げておきます。

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恒例の作業風景はオマケです(笑)

つづく

by(^0_0^)nap