久々に友人がヤエスのマイクロフォンを持って来ました何でもPTTボタンが調子悪いと事です。
取り合えず蓋を開いてみるとPTTはマイクロスイッチが使用されている、なぜか蓋裏には鉄板の重り?が付いているそれはともかくテスターでマイクロスイッチの導通チェックを確認すると針がフラフラ動いてONにならない事が確認できました。
立派なマイクロスイッチですが予備品など無いので分解修理をする事にしました。
マイクロスイッチを取り出して精密ドライバーでスイッチケースの噛み合わせ部に慎重に差し込んでプラスチックパーツを折らない様に爪をコジて分解します。
写真ではチョット影で見にくいが赤丸の所に接点が有ります、さらに接点パーツを取り外します、ちなみに棒状接点が十文字に交差するのでクロス接点と言われています。
接点が真っ黒になっています、この接点を清掃しますがいつもならソース還元するのですが今回は明日まで直してと言われたのでラッピンクフィルムで強制磨きです。
シコシコ接点を磨いて綺麗になったのでアルコールで接点パーツに付着した私の汚い手油を脱脂してピンセットで組付けです、蓋をする前にテスターで導通チェックもOKです。
何とかパーツも壊すことなく又跳ね飛ばして紛失もなく老眼の私でも無事組付け出来ました、基板に付けPTTレバーを付けて再確認です、OKでしたので配線を半田付けします。
ここまで組んでみると裏蓋に鉄板を重り代わりに付けている意味がそれとなく分かる気がします何もないと軽すぎて「ウ~ン何だかな~」って感じですが重り付き裏蓋を組んで手で持ってみるといい感じです(個人の見解です)
無事修理が終わりました、同じハンドマイクをお持ちの方の参考になれば幸いです。
by(^0_0^)nap