ポンポン船Ⅲ

ポンポン船の続きです今回は船体を作って見ました材料は我が家にふんだんに有るサイダーの入っていたアルミ缶を使っての試作です【妻が箱買いしたので沢山ある(笑)】

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まずアルミ缶の蓋と底を鋏で切り取ります。

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切り取ったら丸くなる癖をしごいて平らにしますがこれが中々の曲者で上手く行かないですが机の淵を利用して手のひら当ててしごくと何とか平らになります。

次に片側をつまみ上げて瞬間接着剤で接着します。

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くっ付くまでクリップで挟んで置きます。

船首が部がくっ付いたら今度は船尾部の工作です適当に切れ目を入れて折り曲げて重ね合わせた部分を瞬間接着剤で接着する。

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大体の形が出来たらアルミの切り口部をペンチなどを使って小さく折り曲げておきますこうするとヘナヘナだった船体が多少なのともパリッと仕上ります。

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船体側面に爪で押し広げてボートらしさの線を刻みます船底形状が有名なデーブVとまでは行かないが雰囲気が楽しめます。

まだ船体だけですがこれにキャビンなどの飾りを付けるのも楽しいかもね~船首が出っ張ってますがこれも愛嬌ですローソクの風よけになるかも。

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取り合えず試しに空き缶工作で作って見ました、2~3隻作るともっと見栄え良く進化するかも知れません(;^ω^)

つづく

by(^0_0^)nap

 

懐かしのポンポン船Ⅱ

前回の続きです曲げた銅パイプをダイヤフラムベースに取り付けるために穴明です本体内側から千枚通しで少しずつ穴を広げてパイプを押し込める程度に広げていきます。

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次にパイプの半田付けです、手持ちのハンダは5種類持っています地元のホームセンターの投げ売り商品の中から拾ってきた半田類です

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この中で一番融点の高いのが50:50と鉛フリーの二種類でしたこのハンダを使って組み立てです、まずパイプがバラけない様にパイプを固定しておきます。

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パイプも本体に半田付けします。

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つぎにダイヤフラムとなる0.1㎜の真鍮板を楕円形にカットしてベースに乗せて本体の耳部分を折り返してカシメていきます。

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何とか形にはなって来ましたが一番の心配はローソクの熱で半田が溶けないかです多分ダイヤフラムの中に水が入っているうちは大丈夫だと思うのですが空焚きになると溶けだすかもしれないです。

テスト用プロトタイプのダイヤフラム蒸気エンジンが動くかテストして見ました。

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何とかローソクの炎で動きましたが炎の位置が結構シビアですもっともローソクが固定されていないのでしょうがないかも知れないですが何とか実験用のエンジンは半田も溶けることなく無事でした(笑)

結構プロトタイプを作って見て多くの課題も見えて来たのでこの実験結果を踏まえて実用タイプの製作をしたいと思います。

by(^0_0^)nap

 

懐かしのポンポン船

たこ焼きデンギ―ヨットを作っている時小学校3年生の頃近くの駄菓子屋にローソクで走るポンポン船が売っており貯めた小遣い握りしめて買ってきて風呂場で走らせた記憶が甦ってきた・・あの時のワクワク感をもう一度と思い作って見る事にした。

まず蒸気エンジンとなるダイヤフラム装置から作ります、記憶を頼りにネットで調べるも銅パイプを丸めた装置が主流になっており記憶の装置とは違うがそれらしいのが有ったのでホッとしてまずはテスト用のプロトタイプから製作開始ですまずボイラー本体から作ります。

木型を作りからスタートです、大体の大きさを決めて型紙を作ります。

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次に手持ちのかまぼこ板をノコで切って凸型作りです。

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ボイラーとなる部分を凹ませてダイヤフラムが乗っかるミミの部位を作るため彫刻刀で段差を削り出します。

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次に型を成形しやすいようもう一枚のかまぼこ板で凹型を作りますが板目の年輪が邪魔で綺麗に削るのが結構手間でした(笑)

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凸凹の木型が出来たので次はボイラー部の材料探しです何か丁度良い物は無いかと探したら銅板は有ったが昔の記憶ではブリキ板だったと記憶していたので物置からアセトンの入っていた空き缶を持って来て切ってみると0.3㎜厚だったのでこれを使うことにした。

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ブリキ板は錫メッキされているので何かと工作には便利で半田付けも用意な材料です、昔のブリキのおもちゃは缶詰などの廃材を利用してプレスなどで成形して作られていた何故かと言うとオモチャを分解して見ると裏側は缶詰の印刷がそのまま残っていることが多かった。

余談はこれ位にして木型にブリキ版を挟んで金づちで叩いて成形です、盛り上がってしわが寄ったら金づちで均してはまた叩くの繰り返しで成形していきました。

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次にボイラーから水を噴出するパイプの製作です何故パイプを作るかと言うとホームセンターに銅パイプや真鍮パイプを買いに行ったのですがパイプの肉厚が厚く自分の記憶に有るポンポン船のノズルパイプとはイメージが違い過ぎたからです。

そこで0.2㎜厚の銅板からパイプを作る事にしました、一枚目の写真は真鍮板のように見えますが光の具合で見えるだけです(^o^)/

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スライスした銅板を3㎜の真鍮棒にまるく巻きながら銅パイプを成形していきます。

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出来上がったら合わせ目を半田付けして仕上げて置くここはあまり熱が来ないので普通の40対60のハンダを使いました、

次にこのパイプをボイラー部へ付ける為に曲げ加工が必要ですこのまま手で曲げると0.2厚のパイプが無残にも潰れたり凹んだりしますのでパイプの中に詰め物をして曲げる事にした。

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色々と詰め物を探したが一番良かったのは3ミリ径のテフロン同軸ケーブルでした外皮もテフロンで中の絶縁物もテフロンですご存知のようにテフロンは硬いがしなやかな素材でパイプの中に通して曲げても潰れず引き抜くときは滑りが良いので簡単に引き抜けました。

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もう一度テフロン同軸を差し込めば何回でも曲げ加工の修正は出来ます。

つづく

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懐かしいトイラジ エアロウイングス

押し入れ掃除していたら懐かしいCCPのエアロウイングスが出てきました、しかも新品未開封です、多分4機買ったうちの1機だと思う。

写真撮るために開封しましたがこのトイラジは一世を風靡した傑作機ですね~なんたって赤外線では無く無線なのが有りがたい機体です。

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模型好きの人たちはこの機体を改良して飛行姿勢や飛ばしやすさをさらに追及していた。

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多分もう月日が経ちすぎてリポバッテリーはダメだろうな~

そして壊れた機体からRC装置を外して作ったのが前回も紹介した全翼機です。

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by(^0_0^)nap

 

 

DENON DP-3000修理その後Ⅱ

前回DENON DP-3000の修理後トーンアームを購入して本体に取り付けた友人ですがどうせ付けるなら気に入ったレコードカートリッジを付けてレコード聞きたいと限定販売のオルトフォンの2MRE D SH4Rでシェル付きを予約して2か月以上待ってやっと入荷したと動画を送って来ました。

気長に待ったかいが有ったのかとても嬉しそうでしたね~(^o^)/

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たこ焼きデンギ―最終回

長々と続いたたこ焼きデンギ―ヨット製作ですがメインセールが出来た事で製作が一気に進みました。

各部のロープは1ミリのタコ糸では太かったので撚りをほぐして1本を使用することにした毛羽だった糸をライターで炙って焼き切ります。

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この糸でメインマストやブームにセールを取り付けです。

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マスト上部のブームはフリーに動かないといけないのでリングを取り付けたセールの固定金具も銅線で作り半田付けです。

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これでセールの取り付け完了です。

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次にセールのつり上げロープワークの製作ですこの部分も銅板と銅線を使って自分なりに想像しての製作、実物がどうなっているか判らないので雰囲気で作りました。

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ヨットの係留用金具もついでに作って取り付けました、釘は虫ピンをカットしてヤスリで先を尖らせて作りました。

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次にメインロープ??かなセールの引き上げロープの固定金具を銅板とハトメを利用して作ります。

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リングが出来たらフック部を半田付けです。

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このフック金具をメインマストに装着してロープを巻き付け固定します。

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ここまで工作が進んだのですがメインマストにセールをロープで固定していたのでセールがうまく下す事が出来ないことが解りましたそこでメインマストへのセールの取り付けは銅線のリング方式に改めた。

次にブームバンクとセール操作のロープ類の取り付けですこの作業はピンセットが大活躍です太い指では何ともならず(笑)

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これで一応大まかなパーツはすべて取り付け完了ですのでチョット記念写真です。

全景写真です。

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ちなみに飾り台の柱はマホガー材を奮発した(^o^)/

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細かな部分は実物とは異なりますが雰囲気は楽しめた工作でした、以上でたこ焼きデンギ―ヨットの完成とします。

もし、たこ焼きの経木船が手元にある方はチャレンジして見るのも楽しいと思います。

by(^0_0^)nap

 

たこ焼きデンギ―ⅩⅦ

たこ焼きデンギ―ヨットの続きです、ヨットのセールを妻にお願いしたのだが1週間たっても出来てこないので自分で作る事にしました(笑)

裁縫は不得意ですのでセールの補強はミシン掛けでなくビニール系の接着剤を塗って布のほつれ防止をしました。

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白い背景に白い布ですから何が映っているか見にくいですね~

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明りに透かして見ると樹脂がセールのヘリにシッカリ塗りこめて有りますこれでホツレが無く強度が出たと思います。

次にセールにハトメを付けていきます、千枚通しで樹脂を塗った部分に穴を明けます。

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開けた穴にリベットを通してセンターポンチでカシメますが正規の工具をケチったためにリベットが変な形に割れてしまう。

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割れて変形したリベットにチョット大きめのナットを被せて叩くと多少修正が出来ますがやっばり工具をケチってはだめだと痛感

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別に急ぐ旅でもないのでコツコツと作業を進め取り合えずイメージ重視で何とかセールが出来ました。

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次はセールをマストとブームに取り付けですが色々な方法が有る様でこれまた思案のしどころですがモタモタしていると71歳の誕生日が来てしまいます(^o^)/

つづく

by(^0_0^)nap