RFプローブ実務編

さて出来上がったRFプローブでまずIC-1201のエキサイター部のRFパワーモジュールの入力測定です。
エキサイター前の発信出力を同軸部で見てみると確かに出ています。
イメージ 1プローブの上にあるパターンがエキサイターパワーモジュールの入力端子なので次に測って見ます

イメージ 2
プローブで見ると出力が約半分に落ちている、なぜだかわかりません。
この状態でエキサイターパワーモジュールの出力を見てみることに。。。
イメージ 3
出力はほんのチョビットしか出ていないですがこの状態で送信しっぱなしにすると時々1Wから6Wぐらい出るときもあるのですが今回測定中はその状態にはならなかった。。。。
モニターのリグからは無変調の時ボトボトボトとかすかに異音が聞こえてくる正常時はこの異音は出てこない
異常時の送信時電流はLO、HIでも2Aですが出力は出ない、当然正常時は4A近く流れる。
時々正常になるのでモジュールは劣化していないと思いたいのだが地道にパターンを追ってみていくしかないですね~回路図が有れば良いのだが~ない物はしょうがないです。
原因が解らないので送信部のタンタルコンデンサーは全部ケミコンに交換してみたが改善しませんでした。
次は基板外してエキサイターパワーモジュールの入力回路を見て見ることにします。

by(^0_0^)nap