TS-770のプリンアンプ??

さて、TS-770の430MHz受信感度の問題ですがモニター受信機としてもチョット感度不足です何とかしたいな~とネットでプリンアンプを検索するも皆さんすごい半導体素子を使ってバリバリやってる年金暮らしの私には。。。無理"(-""-)"
 そこで思い出したのがケーブルテレビにした時撤去していたTVの受信ブースターです、あれが使えないかな~プリンアンプ自作している人から見れば???です。
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UHF帯のラインに小さな素子がトップに使われています当然型番など不明、個人的にはワクワクする形をしてる取り合えず簡易配線でも良いから、TS-770につないで見たいもんですな~
 つなぐ前にこの素子のプレート電圧(冗談)チェックすると意外にも11.58V掛かっています、受信ブースターの元電圧は24Vなのにレギュレーターも使わず旨い事電圧配分して使用している。
 まず仮配線で、TS-770につないで見ます、しかし同軸リレーからの1.5Dは最悪の状態中の網線は見事に緑青を吹いて線自体もカチコチに劣化しています(エキサイターからの同軸もしかり)コレ替えるだけでも送受信は利得が戻るかもしれないですね~
前置きはこれくらいで実験です。
イメージ 2余分なパーツは外して同軸でRFトップにつないで見ました、回路的にはそのまま使用したって言うかよく見るとトランジスターハンドブックに出てくる評価用基本回路そのままです。
 実験結果左端はプリンアンプもどきONのSメーターの振れです。。針がピクッと動いてそのままです 真ん中の写真は事前にローカル局にお願いして電波を出してもらったプリンアンプもどき無しのSメーターの振れです。
右端がプリンアンプもどきONの時ローカル局に電波出してもらった時のSメーターの振れです精神衛生上良い方向に振れて来ました。
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ここでプリンアンプもどきのプレート電圧ははは 9Vから13.5Ⅴまで変化させてノイズやメーターの振れ具合を見て見たらやはり11.85Vぐらいがベストポジションでした。
 次に基板を作ろうかと思ったが手抜きで工事で済ませました(笑)
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金ノコで基板切って回路部のみ取り出しですが最後に慎重さがかけて基板もカケてしまい失敗です次の課題は11.85Vの電圧ですおまけしても12.0Vはほしいわけですファイナルユニットには13.8Vから14.0VぐらいのB電圧(これも冗談) プリンアンプもどきの消費電流との兼ね合いで520Ωの抵抗で分圧して供給しました。
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次は正式にプリント板を作りたいですねって動いてしまうと中々作らないものです作るとしたら144MHzと430MHzの両方を一枚の板にまとめたものにしたいですね~(-。-)y-゜゜゜何時の事やら~
個人的にはサブワッチモニター用としては十分な性能?になったと思います。
 今回はあくまでもTV受信ブースターで430MHzのプリンアンプもどきは出来るかの実験ですので数値化やNF、SWRなどと言った深い考えは無し楽しんだ結果ですので誤解のないようにお願いします。
 
 by(^0_0^)nap