FCZのプリンテナパート2

前回紹介したFCZ研究所のプリンテナ制作の続きです。
エレメントの真鍮線を真っすぐにして下さいと有るがこれが結構曲者でなかなかイメージどうりにならない真鍮線は形状記憶をしているのか一度強く曲げた方に戻ろうとするんですよね~(;^ω^)はははは
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何とか図面道理にエレメント5本作った、先端をペンチでカットした後もヤスリで直角に削り長さを出したが~そこまで神経質にしなくても良い様です、ラジエターは調整するのでペンチカットのままです。
次に同軸の接続部の細工です、私はローテーターに付けるのでBNCコネクターは使いません直結ですので少々細工が必要、同軸を直接プリンテナに付けるため同軸網線がばらけないように先端を半田盛りしてから皮をむきました、これで良しと思ったのですが。。。。(/ω\)後でお話しします。イメージ 2
 同軸ケーブルを付けるためにプリンテナの基板カットです、これはコネクターを使用する時と同じです。
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次に同軸ケーブルを基板に半田付けなのですがケーブル両面半田付けしていたら中の樹脂が溶けだしてぐちゃぐちゃになってしまった、失敗です、半田付け下手くそ~     
解決方法として8Φの銅パイプに同軸入れて先端半田付けした後プリンテナ基板に半田付けした。
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この後は図面寸法に従ってひたすらエレメントの半田付けですがあんまり長い間半田コテ当ててると基板の銅箔がパコッと音して剥離しますので注意が必要です。。。私も1か所剥離した。。(;^ω^)
FDエレメントの組み付け寸法はプリンテナ全体組図の寸法に合わせてカットして半田付けした。
 
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全部半田付けしたらアンテナを測定してみました何時ものように電界強度計を3メートル前方に置いてSWR計を設置しいの測定です。
 
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15Wパワーレンジで出力は8ワット表示。。。自作のアンテナの時は6Wでした。
プリンテナのUバランでマッチングが取れているからでしょうね~
リターンは針が振れていません、こんなの初めてですな~さすがプリンテナです。
次に送信周波数を変えて電界強度計が一番振れる所を探しましたら1294MHz前後が一番強かったラジエターを少しずつ半田を溶かしてずらしていったが適当なところでやめましたプリント板が剥がれるのが怖くなったためです。
このアンテナ野外に設置するので説明書に有ったように補強が必要なのでUバラン部も含めてプリント部全体をエポキシ樹脂で防水しました。
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エポキシ樹脂が固まる間にアンテナブームの制作を進めます、将来スタック化したいのでそれも踏まえてブーム作りです。
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しかしホームセンターで買ってきたこのフランジ付きパイプは便利ですな~アンテナ固定には最適です全体のイメージはこんな感じです、この後銅パイプのつなぎ目をブチルゴムテープで防水して完成です。
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アンテナが出来たのですが天気の良い日に上げようと思ったらボウリングが忙しくてなかなか上げれなかったおまけに花見に連れていけなどと。。。忙しいのですおじいちゃんは…(*´ω`*)
火曜日にチョット曇っていたが軸モードヘリカルアンテナと交換しました、ボウリングで足腰痛いの我慢して交換です屋根の上をぎこちなく歩き回って写真撮るのへっぴり腰で構えて自分でもおかしい。。。ハハハハ
 
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小さいアンテナです地上から見るとエレメントが見えません
耐荷重はスズメ2匹まで ハト、カラスは駐停車不可ですな~わっははは
早速部屋に戻ってビーコンを受信して5/8λ7段のGPと比較です。
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受信強度はGPアンテナと同等の信号強度です、ビームパターンは5エレの標準的なワイドパターンでサイドに一つプローブが出ているのが感じ取れましたが大きな乱は無い様ですもう1セット購入してスタック化の実験もしてみたいですね~(;^ω^)
 
JK1HAFさん、こんな感じでプリンテナ実験しましたがお役に立ては何よりです。
 
by(^0_0^)nap