TS-600のアンテナリレー

最近一度オーバーホールしたリグの不具合が再発している、6m用のTS-600もマーカーキャリブレーションのあとや受信途中で感度が落ちる症状が再発しだした。

早速棚からおろしてアンテナリレーの点検です。

2017年に購入時にアンテナリレーもオーバーホールしたのですが密閉方ではない同軸リレーもどきですので埃などが接点について酸化したりして接触不良を起こします。

OMさんの中には業を煮やしてノーマルリレーに改造された方もおられるようです。

まずは分解です(笑)

上蓋を取るとフィルターの下に同軸リレーもどきが見えます、まずはビス6本を外してフィルターを外します。

ここら辺は前回のオーバーホールの記事に詳しく書いてあります。

同軸リレーが見えたら横のカバーの長ビスを外しますが1本しか外れません残りは緩めておくだけです(^o^)/

無事ビスが取れたならリレーカバーをグイっと押し広げて接点を露出させます。

この接点をペーパーかラッピングフィルム等で磨きますヽ(^o^)丿

この状態で電源を入れてリレーの接触不良が治ったか受信ノイズの状態で判断します。

アンテナを付け最小出力にして送受信を繰り返しての判断です、Sメーターの戻り位置が不安定だったらまだ接点が汚れて接触不良気味です。

意外と送信側は接触不良にはなりにくい一応10Wとはいえ高周波が流れるので自己浄化作用が働くのか?受信側の接点は微弱なので酸化しやすいのかな~

なにせオープンリレーなので酸化はしやすいので定期的に清掃は必要だと思います、昔みたいに毎日QSOに使ってれば接点も錆びる暇は無いのだけどね~(笑)

取り敢えず清掃完了棚に戻してワッチ開始です。

by(^0_0^)nap