最近IC-71の話題が有ったので思い出したように物置に40年以上壊れたまま放置して有ったIC-71専用の外部電源装置IC-71PSを引っ張り出して修理する事にした。
物置の湿気でひどい状態になってる。
当時3A容量の電源が10W機の標準電源で良く販売されていたチョット小遣いに余裕のある方がカッコよいデザインの5Aの電源を買っておられました、そして学生だった私たちはトランジスタ活用ハンドブックなる物を見てコツコツと自作していた。
さて本題に戻ります、このままとても電源を入れて故障した部位を調査するには気が引けましたのでまずは分解して各パーツから点検することにした。
分解して分かったのですが良くもこの小さい筐体にびっしりと組み込んだ物です設計者の知恵も大した物ですがこれを組付けた女工さんの腕も素晴らしいです。
これだけの部品をこの筐体に収めるには部品を付けてから配線は出来ないと思うので各パーツに決められて長さの配線で半田付けをしてその後組み込んだ物と私は思いました。
外した制御基板とトランスはこんな状態になってました。
基板清掃中分かったのですが半田付けの周りの白茶色ぽい付着物は半田のフラックスが劣化した物でパラパラと剥がれてきました。
トランスは水分が入り込んで巻き線が腐食してないか心配でしたが錆を掃除して100V通電しても異常なく大丈夫でした。
つづく
by(^0_0^)nap