前回のつづきです、送信絶不調のIC-1201ですがエキサイターICをから割して送信しながら調査です
電波が出ないときは赤丸の抵抗が発熱します画像の等価回路②番ピンには正常時は規格表では7.2Vですが異常時は電圧ダウンしている。
この②番ピンに相当するICの回路部位を重点に調べてみました。
各部位の電圧チェックをしているとあるパーツのところを触っていると何かの拍子に電波が出ます良く見ると樹脂で゛ボンデングされた何かの素子の様です。
白四角の画像は樹脂を剥がす前の状態ですこの樹脂(シリコン樹脂の様で柔らかい)を竹串で抑えると電波が出てきました良く見ると金線が四角い素子の上にボンデングされている様に見えたのでテスターで導通チェックするとダイオードの様です四角い素子ベースがカソードで金線側がアノードでした。
この素子を保護している樹脂を竹串でさらにいじっていると導通したりしなかったり。。。。どうも断線しているようです冷えている時は接触して温まると外れる感じの壊れ方と判断しました、前回はたまたま掃除している時に導通状態になっていたのでしょう。
このダイオードの取付位置ではチップ部品上にありかさばって樹脂の保護ケースが付けれないので位置変更
この位置ならケースと干渉しませんアノード側は配線追っていきチップ部品へ半田付けしましたこの方が強度があるので安心ですセラミック基板への半田付けは結構半田こての熱量が必要です少ないと半田が溶けません。
で。。。。。すべてを無線機に組み込みです。
次にテストですいつものパーソナル用のSWR計で出力測ってみました。
最初はLOパワーです。
0.8Wくらいでした
次にHiパワーです。
6Wです、かなりパワーが落ちました以前は10Wだったのですがいじり回してどこか壊したのでしょう。
これで我慢することにしました、これ以上突っ込むとドツボにはまりそうな予感がします(笑)
by(^0_0^)nap