前回430MHz帯の感度が低いのを確認したので今回は何とか復活したいと思い挑戦しました、まずは430の基板が何処に有るか取説片手にカバーを外して調査です。
昔のリグならカバーにスピーカーが付いているのでカバーを外すと調査中は外部スピーカーを繋ぐ面等臭さが有ったがこれは内臓なので楽です。
さらに144、430帯の基板が付いたアルミダイキャストの止めネジを外してひっくり返します。
ひっくり返したケースのPLL基板を見た瞬間もはやこの時点で戦意喪失です(笑)
何はともあれRF基板を見るために鉄板カバーを外しました。
このRF基板ぐらいなら何とか回路が判るので一安心ですまず回路図に沿ってRF初段のFET3SK184を探します赤丸の所にあるはずですがどうもFET本体は裏側に付いている様なので基板を外して裏側を確認です。
有りました3SK184がしかしマーキングシンボルが3RRです規格表のシンボルと違います、でも3SK184は入手できないし代替えの以前IC-229の修理で使った3SK241を使うので問題なし。
IC-229の修理記事はここ https://ja7gsa.hatenablog.com/entry/a70013941.html
3SK241はあと3個残っています。
交換パーツの準備が出来たので安心して修理に入りますまず基板を元に戻してRFトップのコネクターに直接SG信号を入れて確認です、やっぱりシグナル弱いのでコネクターからアンテナSW関係は良しとしていよいよRFトップのトリマーから調整していきます。
ギガトリマーは大体1/4回転くらい回せばピークが出ますトリマーには合いマークすることをお勧めします、回路上で調整した個所を確認です。
赤丸のトリマーのみを調整したら希望道理の値に調整することが出来ました特にTC203のズレが大きかった。
現物箇所は赤丸の3か所のみです(^o^)/
TC201とTC202のトリマー回すとゲインが変化したのでFETは劣化していないと判断して調整だけで終わりとします。
まことに原始的な方法だがSGの信号をSメーター比較だけで修理完了とします。
なるべく写真を見るだけで何処をどう調整したか解りやすく説明したつもりです同じような不具合のリグ修理の参考になれは゛幸いです(^o^)/
さ~て1200MHzアンロックはどうしようかな~
by(^0_0^)nap