長年愛用していたZIppoオイルライターが壊れたので仕方なくイミテーションのオイルライターを使っていたがついにこれも壊れてしまった。
上が正規品で下のがイミテーションです。
正規品も相当使い込んで表面のイワナの絵もすっかりはげ落ちています、このライターは蓋をロックするひょうたん型コマの板スプリングが折れて蓋がパカパカ開く。
イミテーションの方は蓋をロックするひょうたん型コマ自体が折損してしまった、材質がアンチモニーなので(たぶん)強度はあまりありません昔の車のドアの取っ手や窓ガラスを上下させるハンドルなどに採用されている金属です。
こうなったらニコイチで再生するしか有りませんどうせ再生するなら正規のジッポーを使えるようにしたいです、まず板バネを止めているハトメを両方のライターから外します。
ドリルでハトメのカシメ部をサラって外しました。
イミテーションの方から外した板バネを正規品に移植ですがハトメの穴の大きさが違っています。
イミテーションの方が径が小さいそこで穴を修正です。
これで組付け準備が整いました、まずは板バネ入れてハトメを内側から入れていきます。
写真でも判る様に正規品のZIppoオイルライターの中は綺麗に仕上げています、さすがですね~
次にハトメのカシメ作業です、まずセンターポンチで広げていきます。
内側のハトメ頭は平たいですがこんな形状の丸棒で押さえて置き上からポンチでカシメますがチョット丸棒の当て金がズレて変形してしまった、ハトメの予備が有れば即交換なのですがジャンク箱中に1個しか無かったのでこのまま修正ごまかしで我慢です。
次に火縄・・・芯??名前が判らないですがをハトメに通して置きじく芯?が中でS字を描くように綿花を詰めていきました。
最後に石をいれて石押さえネジを組付けです。
ZIppoオイルライターの蓋もきっちり締まるようになり開閉するときのキャッパと言う音と開いたときに出るチ~ンと言う音も久しぶりに聞きましたそうこうするうちに蓋の丁番のガタが気なりだした(笑)
何はともあれオイルを補給して親指でやすりをグリッとするとジュッポッと火が付いた。
思い出のZIppoオイルライター無事復活です。
by(^0_0^)nap