IC-560の修理

さて、無線局再開してから使おうと思ったら調子が悪くなっていたアイコムのIC-560です。
症状が2つ有り1つ目はPLLが時々フリーズする、下4桁目が全点灯して(8の字)ダイヤルでUP、DNしなくなるしばらく放置しておくと治るがすぐ再発する。
2つ目がFMだけの症状だがパワーONしてしばらくしないとAFの音が出てこない、(6秒前後)ぐらい当然送信して受信にするとSメーターは:元気に振っているのだが音が出ずその間はスケルチも開かない( 一一)まいったな~一番痛いのはメーカー修理非対応って事ですな~(もっと悪いのは何年も放置していた私ですが~(;^ω^))
しかし、混変調や相互変調に強い機械です他の無線機ではSメーター振り信号がマスクされるのにこの機械はしっかりと目的信号音を聞くことが出来るので捨てがたい。。。何とかならないか意を決してじっくりと考える事3週間。。。とりあえず裏蓋を開けました(受信基板の付いている方です)
【パワーONしてしばらくしないとAFの音が出てこない】の方から考えました。
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FMだけです、MC3357PからAN829へ信号が行っているのですからどこかのつなぎ回路かな~と真剣目視検査じ~と見つめていると悪い部品から黒いオ~ラが出て来ます、んな訳ないです(-。-)y-゜゜゜冗談
次に指で触って異常に熱を持っている部品は無いか触診です。はははは
次に部品をつまんだり、引っ張ったりはたまた竹串を部品に差し込んで持ち上げたりの強制捜査しているとあるコンデンサーで反応が有りました。
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赤丸印のコンデンサーです、何のコンデンサーかは回路図を見ていないので解らないですが取り合えず交換ジャンクBOXの中から同じ物を探します。
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一応チェックして保管しているコンデンサー類ですが品質の保証は有りません。
早速交換作業です、基板のビスを取り邪魔になる配線類を最小限外して基板を持ち上げての作業です。
C52番のコンデンサーです、後で回路図で何か調べておきます。
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よく見ると裏側のゴムシール部が少し油っぽいです液漏れ寸前か。。基板部をアルコールで拭いておきました。
無事交換作業終了POWER  ONシャ~ッと素早くFMノイズが出て来ました。。。
SSBモードに切り替えると。。(ノ・ω・)ノオオオォォォ-音が出ません一瞬青ざめる
基板取り付け時に表側のコネクターがしっかり合っていないためもう一枚の裏側の基板と繋がって無かった。
送信基板と受信基板が背中合わせでコネクター接続されているのです、道理で基板外すとき固かった(笑)
 
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送受信テストを繰り返すも気持ちよい反応で受信状態になります、あとはPLLの時々フリーズですな~
 
by(^0_0^)nap