DENON DP-3000の修理

無線には関係ないが。。。有るのかな~無線仲間がDENON  DP-3000と言うレコードプレーヤーが暴走して怖いくらい回転が上がり止まらないと言って来た。
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友人の話では過去同じ症状でメーカーに修理に出したらトランジスター1個交換して治ったそうです。
それからも何年たったか知らないが又不具合が再発したとの事。
友人の電話ではネットで調べたら基板のトランジスターを交換すると治るので悪いと思われる2SC458を交換したいけど互換トランジスター持ってる~??との質問電話。。
私。(-。-)y-゜゜゜有るよ~
 
それじゃー今度持って行くわ~二日後彼がプレーヤー持ってきました。
交換用の2SC1815 10本用意して半田ごて温めて半田吸いとり器用意してどうぞと交換してくださいと言ったら悪いけど交換して~だって
 
プレーヤーひっくり返して基板を取り出し
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基板見ると6個~7個ぐらい2SC458が付いている製造時期により形が違う2SCの458が使われているそうです。
 
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四角い458が前期に使用されていたで半丸タイプが後期だそうです。(見本です)
今回プリント版のシルク印刷は前期の四角いパターンが印刷してあったがTRは半丸タイプが付いていた1個づつ外して調べて悪いやつの交換は面倒なのでとりあえず全部交換です。
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プリント板を見ると1度外した形跡が有ります、前回メーカーは1つづつ外してチェックし悪い奴だけを交換したようです。
この手のプリントパターンは非常に熱に弱いので注意が必要です、加熱しすぎるとパターンがすぐ剥がれます手早く半田吸いとり器で吸引してフラックスをアセトンで清掃し新しい2SC1815と交換しました。
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交換した”SC458です、試運転は非常に良好
その後外した2SC458を800円テスターのチェッカーで見て見るとメーカーが前回交換したと思われる1本以外はすべて劣化していました。
チェッカーで見るとです
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新品のTRは
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直流増幅率って言うのでしょうかこの数値を示しているの良いんでしょうね~
800円テスターの説明書にはこのようにhFEの事が書かれていました。
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色々と友人とバカ話も交えて楽しみながらの修理でした。
今回活躍した800円テスターのhFEチェッカー使いやすさ向上改造記事は後日UPします。
 
by(^0_0^)nap