TH-F48修理Ⅱ

先人の修理を見習ってまずは基板の再清掃をしてみました無水アルコールと歯ブラシでゴシゴシと基板を洗浄です。

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洗浄後はスルーホールに詰まっている腐食カスをギター弦の一番細い奴を使ってシコシコとスルーホールの穴をつっいて掃除して置いた。

掃除が終わったところでプリントパターンの腐食断線箇所が無いか確認です。

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このパターン回路図は普通紙に印刷しないでOHPフィルムに印刷した方が二枚重ねで見ることが出来パターンの位置間違いが無くなるので試してください。

A,BパターンとC,Dパターンを重ねてみてスルーホールの箇所の腐食断線が無いかチェックしましたが幸い断線箇所は確認されなかった(多分無いと思う)(笑)

チョット作業がやりにくいの手でコントローラー部を外します。

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実は電源入れてチェックするため何回も付けたり外したりしている(笑)

液漏れしたコンデンサーの撤去と代替コンデンサーの取り付けですが慎重にコンデンサーカットして外そうとしたのですが何故かプリントパターンがペロッと剥がれますまったく技能が進歩していないnapです。

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幸い6.3V 22μや47μが手持ちに有ったので横に寝かして取り付けた。

テストで電源入れてチェックしました音声のひずみは無くなったがスケルチの動作がまだおかしいですSメーターはフルに動くのにスケルチオープンになりません何かの拍子にオープンすることも有るし開いたと思ってもう一回電波を出して確認するともうスケルチが開かない(何て゛~???)

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外部電源を繋いでやると正常に(多分)スケルチも開きます試しに外部定電圧で電源電圧を変化させながらスケルチの開きを確認すると5V ~6V間ではスケルチの動作はOKですが6.5V~10V間はSメーターはフルスケールでもスケルチが開かないそして11Vぐらいから13.8V間では問題なくスケルチは開くつまり乾電池の電圧では動作しない送信は全電圧で問題なく動作します。

各箇所のAVR電圧チェックは問題ないし回路図を見るも私の頭では理解出来ない箇所がてんこ盛りもう私の能力、技能を超えてますが1か所交換したいTRが有るQ4の2SB798ですが物が無い。

外部電源仕様って事で駄目かね~(笑)

多分続きは無いと思う。

 追記【今回の修理で思ったことはこれからのリグはチップ部品が主流だからいかに配線パターンを剥離させない様にパーツを取り外すかが私の課題です

by(^0_0^)nap