SWR計の点検

アンテナ作りの時JO1DGEさんが指定されていたようにSWR計の20Wレンジが時々メーターがふらつく時が有るので接触不良を疑って点検して見た。

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長期間使用されてないのを中古で手に入れたものだか中はピカピカですが接点は真っ黒になっているこれはしょうがない現象です。

歯ブラシと接点洗浄剤で清掃です。

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この接点構造は良く考えられています固定接点は斜めに固定されていて幅広の可動接点が回転すると固定接点を端から擦るように平均に当たるようになっている、丁度電車のパンタグラフ集電板に架線が平均に当たる様に左右振る様に張って有るのと同じ原理でした普通のロータリースイッチは固定接点が両側から可動接点板を挟んで動くので常に同じところが当たるのでそこだけすり減って接触不良を起こしやすい。

オマケにこのSWR計の可動接点板はフローチングしていて前後左右平均に当たる様に気配りしている惜しむらくは可動接点のベーク板強度が低いため同じ位置で長期間放置していると反り返って触不良の原因となってまう。

チョットくどい話なりました同じSWR計をお持ちの方は時々ロータリースイッチの位置を変えておくのもベーク板変形の防止になるのなるかも・・・(個人の見解です)

by(^0_0^)nap