TS-600不調

久々にAMで試験電波出すと「お~い無変調です」と言われた、FMとSSBは問題ないのでマイクロフォンが悪いのではなさそう早速無線機の調査です。

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FT-991をモニター代わりにAMの無変調原因を探るまず取説のチャートから始めた。

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どうも違うようです、そこで基本に戻ってブロックダイヤグラムで信号の流れを確認するとAMのAFアンプはFM用のICから流れてい.るようです。

 

ダイヤグラムを見ると。

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ここで再度取説のAM変調を読んでみると調整はVR1で行うと書いて有った。

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回路図で確認するとこんなところにAM調整と書いて有った。

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VR-1の頭に白いペンキが着いている実はその昔私が調整した後塗った奴ですがどうも塗料が垂れ流れて抵抗面に浸み込んだようでその部位が接触不良をおこしたみたい。

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写真は抵抗の摺動面に付着したペンキを掃除した後です。

原因をたどれば1週間前Sメーターの振れ具合が極端に少なくなったので調整用半固定の接触不良を直した後ついでに近場の半固定抵抗もグリグリと揺さぶって接触を良くしようとしたのが悪かった返ってペンキに乗り上げていたとはネ~

by(^0_0^)nap

 

STANDARD C-6000修理Ⅲ

STANDARDのC6000ですがマイクロフォンが無くてネットで探しましたが無線機本体より高価格になり呆れてしまいました(笑)

仕方ないのでアルインコのモービルマイクを流用しようと調べたらC6000のマイク端子4番ピンに5Vが出てるのでアルインコのモービル用コンデンサーマイクでも行けそうだと判りました、そうこうしていると無線仲間が「マイクなら有るよ~」と電話が有った。

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今日マイクロフォンを持って来てくれた早速テストするとOKです・・持つべきものは無線友達ですね~感謝感謝<(_ _)>

これでSTANDARDのC6000修理は完了とします。

by(^0_0^)nap

 

STANDARD C-6000修理Ⅱ

前日スケルチVRと音声VRの修理が完了したがフロントパネル両側の照明ランプが切れていたので買い込んだムギ球を使い早速交換して見た。

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左側のムギ球はロータリーエンコーダーを外しての交換です右側のムギ球はピンセットを使って側面の穴を利用し引きずり出して先端のムギ球だけ交換配線は再利用した両方とも緑色のシリコンキャップを破損させない様に慎重に交換です。

試験点灯すると見た目は派手で豪華だが発熱が凄いですほぼ毎日20時間ぐらいは電源入れるのでチョット心配になり再度分解してムギ球の配線外しました(笑)

ここの照明は高輝度LEDにした方が良いと私は思います今度購入したら再度LEDにしたいと思います。

次にC6000に限らないのですが心配なのは電力増幅部のタンタルコンデンサーの劣化です予備機アイコムのIC-1201もファイナル部のタンタルコンデンサーは外して電解コンデンサーと入れ替えています、タンタルコンデンサーのショートモード破壊は怖いですからC6000も交換しました。

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特にこの部位のタンタルコンデンサーは横の抵抗が出す熱の影響で劣化が早いです。

3つあるタンタルコンデンサーすべて交換し抵抗2本は出来るだけコンデンサーから離れるように曲げておきます。

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電解コンデンサーも劣化液漏れが有りますがタンタルコンデンサーのショートモード破壊よりはまだ良いかも・・・

次に出力を確認してみる事にした臨時のスタンバイスイッチを作りテストです。

まず430MHzのローパワーとハイパワーです。

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ほぼ定格の1Wと10Wのパワーが出ていました、次に1200MHzです。

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気休め的な測定器ですがこれしか無いので我慢です、1200MHzも珍しくほぼ2Wと10W定格出力をキープしていましたどうやらこのリグはあんまり使用しないうちにスケルチ、音量VRが壊れて仕舞い込んでいた様です道理でリグの中身パーツがピカピカな訳ですね~私としてはお買い得な無線機でした。

次はマイクロホンが無いのでオークションで入札したがあっと言う間に値段が上がりとても買えないので手持ちのマイクロホンが使えるようにしたいと思います。

by(^0_0^)nap

 

STANDARD C-6000修理

今回は自分用に落札したSTANDARDのC6000の修理です受信は両バンドOKですがマイクロホンが無いので送信動作確認はしていません、取り合えず430MHzと1200MHzとも音声ボリューム、スケルチボリュームが壊れてるのでそちらから修理です。

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まずはフロントパネルをずらしてボリュームの取り外しです。

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2個とも外したら分解します。

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1200MHz側のスケルチ接点は固定されていました将来のことを考えてこれも剥がしますがカッターを差し込んで剥がすも結構ガッチリとくっ付いている。

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正面からでは樹脂の溶かし具合が判りにくいが良く剥がれている奴よりるあんまりベターっと溶かし込んでないので少し肉厚が有り丈夫でした。

個人の見解ですが設計が悪いのではなく樹脂の溶かし具合のバラツキが寿命に影響を与えていると思われます。

グダグダ書ましたが修理を続けます、何時もの様に接点を糸で縛っての修理方法です0.5mmのピンバイスドリルで樹脂部の接点取り付け跡を狙って穴あけです。

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穴が開いたらケブラー糸で接点と樹脂部を糸通しを使って縫い合わせますその後瞬間接着剤で糸を固めて置く。

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縫いあがりはこんな感じです、余分な糸はこの後カットします。

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この作業を分解したボリューム4個全部行います、次に組付け用のピンを作ります軸径はどうやら1.0mmの様なので同じ径の銅線で作ります。

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次にピンの抜け止め部を0.32mmの錫メッキ線で内径1.0mmの輪っかを作りますf:id:nap2:20200822121253j:plain

息を殺し手の震えを止めての作業です【チョット大げさ(笑)】

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この輪っかを組付けピン先端に半田付けします。

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このピンも4本作ります先端の抜け止めをこんなに小さくするのはボリューム本体の軸側の溝に入り込むようにするためです出っ張っているとフロントパネルに干渉するためですそれからボリューム後部の金属部の穴は0.8mmなのでドリルで1.0mmに広げておきます。

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無事に2個ともテスターチェックもOKで分解整備が終わりました。

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無線機本体へ組み込みです。

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これでVRの接点は剥がれる事は有りません私がサイレントキーするまで持つでしょう(笑)

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ここまで組付けて有る事に気が付いた何とパネル両サイドの照明ランプが切れてる、また時間を見て交換しますせっかくムギ球100個も買ったの使わないと勿体ない。

by(^0_0^)nap

 

鑑賞用さつま芋(栽培編)

ネタ切れ時の代打、鑑賞用さつま芋の出番です(笑)

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毎朝水やりしているので順調に育っているのかな~?初めての栽培ですから良いか悪いか判りません。

もはや水栽培の頃の可憐な面影は無いですね~

by(^0_0^)nap

 

12Vのムギ球

無線機もLED照明に改良するのが常識となってきたが意地を張ってムギ球にこだわり修理していたがついに成田商会で買いだめしていた12Vムギ球の在庫が無くなった、偶にネットで出ていても高額ですがヤオフクの思わぬジャンルで12Vムギ球を見つけ落札した。

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100個入りです外径3mmで足の長さもソコソコ有るのでほとんどの無線機照明に使えます、これで当分安心ですね~(^o^)/

 

by(^0_0^)nap

 

レトロハンディー無線機のスライドスイッチ

お盆休みだと言うのに飛び込みで何とか直してとハンディートランシーバーを持って来た2チャンネル機だがチャンネル切り替えが出来ないそうです。

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取り合えずスライドスイッチの取り外しですが邪魔な水晶振動子を先に1個外してからスライドスイッチを外しました。

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外したスイッチを分解洗浄です摺動面も磨いて組付け無事チャンネル繰り替えはスムーズになりましたしかしすごい古いトランシーバーでした。

チェックメイトキング2こちらホワイトロック・・・(笑)

by(^0_0^)nap